From:藤村麻紀
ご視聴ありがとうございました。今回のオンラインレッスンはいかがでしたか?
こんな感じの動画レッスンをするのは初めてだったので、多くの方から前向きな感想を頂けて安心しています。ありがとうございました!
今回、オンラインでレッスンをしたのには訳があって、今後数年のうちに、成し遂げたいことが叶えられるかどうかを確かめるためでした。
叶えたいことは大きく2つあって、まず1つは医療機関への「プロによる定期的なボランティア演奏の派遣」です。
前々から医療機関やさまざまな施設で、ボランティアで演奏活動をしています。
ただ、私だけならともかく、第一線で活躍する一流のアーティストに来ていただくのはそれなりにお金がかかりますし、施設にいろいろとかけあってお願いしたり、運営していくのには人手がいります。なので、なかなか簡単に進むものではありませんでしたし、長引くコロナの影響もあって、病院での演奏活動そのものができなくなってきています。
それでも、医療機関で音楽ボランティアをしたいのには訳があって、私には「がんの撲滅に貢献する」という人生の目標があるからです。これは、かつて婚約者をがんで亡くした経験があったからで、手を尽くし、希望をつなごうと、できることはそれこそ必死でやりました。でも、その命をとどめることはできなかった。それでも、それでもガンは治る病気だと、私は信じているのです。
医療は進んで、たくさんの方が研究して、もちろんいいお薬も治療法もたくさん出ている。それはそれで、その上で、やっぱり自分自身の免疫を上げることは、とても大事なことだと思っています。
深く呼吸すること、大きな声を出すこと、それから笑うこと。こういうことって免疫を上げるんだよ…というのはよく言われていることですよね。だから、それらが全部できる「歌うこと」って、実はすごいことだと思うのです。
あと、病気になるとなんだかネガティブな気持ちがずっと頭から離れなくなってしまうけれど、一瞬でも歌って忘れられる時間があるって、長く入院していたりすればするほど、とても大切なことだったりしますよね。
だから、一緒に歌いたい。
魂が震えるような、そんな音楽を届けたい。少しでも病気のことを忘れて楽しい気持ちになる時間を作りたい。そうやって生きる希望を強くもったり、前向きに治療に向き合える人が多くなったりしたらいいなと考えているし、きっと音楽にはそんな力があると、私は信じています。
歌うことは、私にできること。だから、もちろん自分も歌いに行くし、それだけではなく、聴く人の魂を震わせることのできる多くの素晴らしいアーティストがこの活動に関わってくれたら、本当にうれしいと思っています。そして、もう1つ…
音楽を通して、医療、芸術を振興させていきたい…
芸術系の学生に対しての給付型奨学金を作りたいと考えています。人が人として豊かに生きていくためには、音楽や芸術教育って本当に大切。芸術は想像力を育て、心を豊かにしますよね。ですが同時に、多くの芸術系の学生にとって、学費は大きな負担になっているのもまた事実です。
今まで20年以上、3500人くらいの生徒・学生に教えてきましたが、かつて大阪芸術大学で准教授として勤務していたとき、学費が原因で退学せざるを得ない、あるいは奨学金をもらって卒業しても返済が厳しく、生きることにいっぱいで音楽の道を諦めざるを得ない、そんな才能ある若者が多いことに、私は心を痛めていました。
なので、返済の必要のない、給付型の奨学金を出す組織をなんとか作れないかと思うようになりました。1人あたりの授業料が年間約250万円程度かかることを考えると、決して簡単ではないですが、この活動が実現すれば、本当に才能あふれるアーティストの卵が活躍することにつながるし、それがひいては日本のためになると考えています。
ただ、その実現に向けての手段が寄付か何かでお金を募って終わり、というとそれは違うと感じていて…私は音楽家なので、やはり音楽家のチカラになりたいし、プロ・アマ問わずに多くの歌い手がもっと歌を楽しんでほしい。音楽を聴いた人たちには笑顔に、元気になってほしい。
それが実現したうえで、その売り上げの一部を医療機関や各種施設でボランティアをするための費用にあてるとか、学業を支援するための奨学金制度を組んでいけたら素晴らしいなと。それはもう本当に理想的だなと思うわけです。
これらの理想を叶えるにあたって、「多くの人々の役に立つために、今の私にできることは何か?どんな価値を提供できるのか?」と考えて出した答えが「英語で悩む多くのシンガーに、きちんと意味が分かり、かつ美しい発音で歌えるようになる方法を教える。そして、それがより多くの人に感動を与えることにつながる」ということでした。
英会話ができるようになれ…とまでは思いませんが、せめて自分が歌う歌くらいは完全に「分かって」歌いたいですよね。カタカナ英語では伝わるものも伝わらないし、本当にその言葉の意味を分かって歌っているのかと言われると自信がない。そんな状態で、聴いてくださるお客様に対して本当に魂を揺さぶるような、心からの歌が届けられるのかというと、それははなはだ疑問だったりします。できることなら、自分の言葉として届けたいですよね。
なので、この思いをカタチにする意味で、まずは誰も知る名曲『Fly me to the moon』をお届けしました。
今回、お寄せいただいた感想の1つ1つが、私の背中を押してくれたと感じましたし、これから先も多くの方にチカラをいただけそうなので、今回、新しい形の音楽レッスンを始めたいと思います。レッスン名は、
英語歌詞に特化したオンライン動画レッスン ”Lyric Standard"
月1曲ずつ、誰もが知っているであろうJazzスタンダードの名曲、英語のヒット曲等を取り上げてオンライン動画レッスンをお届けします。
今回の『Fly me to the moon』のように、曲ごとの「英語の発音」、「意味・理論的な構文解釈・MCのポイント」、「複数のリズムパターン(実技)」といった3種類のレッスン動画が週1本ずつ配信されるので、ある程度の間隔をあけて落ち着いて動画レッスンを受けることができます。
加えて、レッスン動画の疑問や私に聞きたいことなどを双方向で話せる「オンラインQ&A生配信(Live中継)」を毎月開催する予定なので、レッスンを受けて分かりにくかったところを丁寧に解消できる機会も用意しています。
これらのレッスンを受けながら、1曲ずつ英語歌詞を歌えるようになることで、扱えなかった多くの曲をも歌うコツが得られると考えています。英語の歌詞を上手に歌いたいというアマチュアの方や趣味で歌っている方はもちろん、すでにステージに立っているプロの方、生徒を教える先生まで幅広く学びを得られる内容にしていく予定です。
もし、今回お届けした『Fly me to the moon』のレッスンをご覧いただいて、少しでも気づきがあったり、面白いと思われたりしたのであれば、ぜひ、"Lyric Standard"の会員にお申込みください。
✅自分のペースで何度も受けれるから上達が早い。
✅繰り返し、「ながら」で受けられるから、レッスンが自然と入ってくる。
大学や専門学校、あるいは個人レッスンで教えていると、どうしても時間や人数、場所の制約があって、限られた人にしかレッスンができませんでした。でも本来、「歌」は誰もが楽しめるもの。なので、今回はオンラインで、どこにいても、誰でもが受けられるようにしました。
オンラインだと内容が薄くなる…ということのないように、その曲を歌うのに絶対的に必要な「単語そのものの発音や意味」はもちろん、「曲におけるフレージング」、「リエゾン」、「アクセント」、「イメージや曲の背景」、さらに「MCのポイント」や使える小ネタ、よく現場で採用される「リズムパターン」など、必要と思われる要素をできるだけお伝えする予定です。
なによりオンラインであれば、いつでも、どこでも、何度でも繰り返し観ることができるので、英語の発音・解釈・リズムといった身体に染み込ませる必要のあることを、家事や通勤・通学などの間に、「ながら」で自然と覚えていくことができます。
これなら、時間・場所に悩まされると言うよりも、前向きにレッスンを受けて頂けると考えています。
もちろん、オンラインにも、オフライン(対面レッスン)にも、一長一短があると思いますが、今回は多くの方にお試しいただいて、どちらもを並行して活用することで、早く上達してくれたら嬉しいと思っています。
✅Lyric Standard会員限定のワークショップ、現地企画があるから、ドンドン"歌うま"になれる。
会員になられた方には「音楽ワークショップ」などにお得に参加できたり、特別なシークレット企画をご用意したいと考えています。現在は、こういった音楽企画を公にはほとんど行っていないのですが、会員限定で近畿圏から始まって、可能なら北海道や沖縄まで、各地で開催したいと考えています。
Lyric Standardを応援したいと言ってくださっているLiveハウスやアーティストの方々がすでにいらっしゃるので、あとは会員が多くなっていったら、かなり早いうちに開催できると考えています。
まずは、オンライン講義で扱った曲を対象に、直接対面で指導できる環境を整えていく予定です。
さらに、「こんなことしてほしい」というリクエストも受け付ける予定でいます。これから始まる企画なのでまだ確定していませんが、"Lyric Standard"の会員になられた方には、あなたの音楽活動の幅が広がったり、これまでにはしたことのないような経験ができる機会を得られたりと、できるだけサポートの場を用意したいと考えています。
✅シンガーの目線に偏らない、バランスの取れた歌い方がわかるのでステージングに自信が出る。
この企画には、今後を期待されている若手実力派から、ベテランアーティストまでがチカラを貸してくれています。なので、私がお届するレッスンはもちろん、多くの出演アーティストから学べることもたくさんあるはずです。
今回、『Fly me to the moon』で協力してくれたピアニストの永田有吾さんは、若手でありながら大阪での大きなジャズフェスを成功させた主催者であり、そのオリジナリティあふれるアプローチからなるアレンジ能力やサポート能力の高さから、多くのシンガーに厚い信頼を寄せられています。
また英語への造詣の深さもあって、今回の対談ではピアニスト目線でシンガーへの期待を大いに語ってくれています。こういった形で毎月、魅力的なアーティストにご協力いただく予定になっています。
お一人おひとりの演奏、お話を通してシンガーとして学べることがあると思いますし、ステージ上での立ち居振る舞いなど、今までとは意識することが変わってくると思います。きっと、音楽との向き合い方が変わって、シンガーとしての魅力が自然と高まったり、自信が出てきたりするはずです。
ここまでの特徴をご覧頂いて、Lyric Standard 会員になってみようと思われたのであれば、会員限定の継続特典をご用意するのであわせて観てほしいと思っています…
会員継続特典
『シンガーのためのステージング&アンサンブルレッスン』(全6動画)
今回は、各月のオンライン動画レッスンに加えて、シンガーのための特典動画を6つご用意します。
内容は、「マイキング」「ステージ上の演奏者・観客とのコミュニケーション」「MC」、さらに、「シンガーが押さえておきたい譜面のあれこれ」「Jazzの醍醐味」「スキャット入門」的なことなどをお届けする予定です。
今のところご提供の順番は考え中ですが、会員を続けてくださったお礼として、毎月継続更新のタイミングで1本ずつお送りする予定です。会員サイトでお楽しみください!
今回は、これに加えて、Lyric Standard をリリースすることができたお礼に、あと一つ特典を加えました。
『脱・カタカナ英語!ここで差がつく"歌うま"3Steps』のご参加に感謝を込めて…
「ここで差がつく!"歌うま"3Steps」をご視聴下さって、Lyric Standardを始めるきっかけをくれた方々へのお礼を込めて、オンラインQ&Aを開催することにしました。
今回取り上げた『Fly me to the moon』のレッスンに関する疑問や質問、他にも歌い方のあれこれなど、聞きたいことをオンラインで気軽に聞いて頂ける機会を考えています。
多くの方にご参加頂いて、一度にあれこれと話す予定なので、「あ!これはいい話が聞けた」なんていう、自分の考えていなかったとこからの気付きも得られると思っています。
当日参加が出来なくても、後日撮影した映像を会員サイトで観られるようにしますし、事前に質問を受けたいと思っているので、ご安心ください。
これは、Lyric Standardのリリースを記念した、今回限りの特典で、年明けの早い段階で終了予定なのでお見逃しなく。
(日程は会員専用サイトで公開します。1月下旬を予定しているのでお楽しみに)
ここまでの話をまとめると、今、"Lyric Standard"の会員になられれば、次の表に書かれているレッスンが全て受けられます。
価格はかなり悩みました…と言うのも、今は行っていないですが、過去に個人レッスンをしていた時には3時間で5万円でしたし、大人数の前で講演をする時には少なくても5万~10万円を頂いています。
大阪芸大で准教授として教えていた時には1コマ90分あたりで1万8,000円を頂いていたこともあります。なので、Lyric Standardが4コマ分だとしたら、7万円を超えてもおかしく無いとも考えました。
ただ一方で、いろんな全国のレッスン・スクールを調べてみたら1回あたり3,000円~1万円、高いところだと2~3万円が相場で、多くの方が安心して受けられる料金はいくらなのか?続けて行きやすい料金はいくらなのか?をかなり悩みました。
結果的に辿りついたのは、「多くの方に受けて頂けて、歌を楽しんで欲しい」「これからの芸術教育や医療現場の力になりたい」これらが叶う可能な限りリーズナブルな価格なら良いのではないかということでした。なので、レッスン料は月額5,000円(税抜)にしました。
この価格なら、きっと日本中の多くの英語歌詞を歌っているシンガーの力になれると思っていますし、これから英語の歌詞を歌ってみたいという方にとってもハードルが下がって始めやすいと考えています。
✅英語歌詞のヒットソング、Jazzスタンダードなどを毎月1曲取り上げたレッスン動画3本<①発音編、②構文(意味)編、③リズム・実技編(各30~50分程度)>(週1回の頻度で1本ずつご提供) |
✅毎月開催されるオンラインQ&A Live中継(生配信)へのご招待 ※収録動画をあわせてご提供します。 |
✅会員継続特典動画『シンガーのためのステージング&アンサンブルレッスン』(全6本。毎月、会員継続更新のたびに、1つずつご提供予定) |
✅Lyric Standardリリース期間限定特典『Fly me to the moon』オンライン QA参加権利&収録動画(会員専用視聴サイトでのご提供) |
あと、Lyric Standardを月会費(自動更新制)の継続レッスンにしたのには訳があります。歌が上手くなるのにはある程度の練習期間が必要だし、1回1回のレッスンやオンラインQ&Aの指導も受けながら幾度かのやりとりを通しながらはじめて効果が実感できると考えたからです。
これが1ヶ月だけとか、1曲だけとかの単発で終わるようなレッスンだと、どうしても効果が薄くなりがちで、本当の"歌うま"にはなりにくいと考えていて…もちろん、受ける側の好きな歌をあれこれ教えていくのが良いのかなとか、いろんな歌をあれこれ取り上げて、とにかく沢山の講義動画を提供するのが良いのかななどとも考えました。でも、英語歌詞に特化した"歌うま"を目指すのなら、私がヒットソングやJazzスタンダードなどから選んだ適切な1曲を、毎月、丁寧に教わりながら練習をすること、あとはステージングなどを磨いたりして過ごすことが上手くなるための早道になると思ったので、月額会費制の継続レッスンにしました。
レッスンと同時に継続特典を月1つずつ観て頂けたら"歌うま"に近づいている感覚が得られると思うので、楽しみながら進めてくれたら嬉しいし、きっと後悔の無い内容のレッスンになると思っているので、会員になって、歌うまになって、歌うことを楽しんでくれるなら言うことないなと思っています。
歌うのが楽しくなって、自信が出て、イキイキと生きれるのって一生涯の財産。きっと価値の高い投資になりますよね?
歌のレッスンは、継続的に受けていただくことで効果が出ると考えています。何をするにしても、1回2回受けただけとか、練習もしないのに上手になるなんてことはないですよね。なので、講義を聞いてある程度理解したら、何事も繰り返し練習をして初めて上手になる…ということを意識して、1つ1つでいいので取り組んでほしいと考えています。
ただ、何カ月か続けたけど、「私には合っていない」「俺には、これは何か違う」と思ったなど、なにかしらの理由で退会したいと思われたら会員専用サイトのお問合せフォームからご連絡ください。すぐにご対応させて頂きます。
退会後にも専用サイトでこれまでのオンラインレッスンは視聴できるので、ご安心ください。
今回のお手紙を読んで頂いて Lyric Standardを始めたい…と思って頂けたのなら、この下のボタンを押して必要事項をご入力ください。
会員専用サイトに入るためのログイン情報が送られてきますので、確認してオンラインレッスンを楽しんでくださいね。第1回目のレッスン動画配信は1月中旬の予定です。会員専用サイト内の掲示板にて、オンラインQ&Aのご案内とあわせてお知らせしますので、お楽しみに。
"Lyric Standard"を通して、多くの人の幸せが叶って、前向きに過ごせる人が増えたり、明日も元気に頑張ろうと思う人が多くなったりしたら、シンガーとして、とても嬉しいです。
明日からを生きる、あなたのチカラになりたい。
歌は意味を伝えることを許された、唯一の楽器なのだから。
あなたのご参加をお待ちしております。
藤村麻紀
お申し込みは締め切りました。次の応募機会をお待ちください。